こんにちは、パンダです。
「気がついたら、別のことをしていた」
昔の私は、こればっかり…
あなたも、心当たりありませんか?
冷蔵庫を片づけようと思っていたのに、
いつの間にか、引き出しを整理していて、
さらにアルバムをめくりだす…。
新しく買った服をしまおうとしていたはずなのに、
気づけばクローゼットの整理を始めていて、
そのうちアルバムを見つけて、思い出にどっぷり…。
実は、片づけられない人の多くは、
この「気が散る」状態にずっといるんです。
頭の中がいつも未来や外側に向かっていて、
「今、ここ」に意識がいない。
心理学者のダニエル・ゴールマンも著書『フォーカス』の中で、
注意が散漫であることは、現代人が抱える大きな問題だと
警鐘を鳴らしています。
片づけの問題の原因は、片づけそのものではなく、この“今にいない”ことにあると私は感じています。
「片づけられる人」と「片づけられない人」
私のところに相談に来る方たちも、よくこんなことが起こります。
目の前のペンをどうするかという話をしているのに、
「洗面所の収納が…」と、急に話題が飛んでしまう。
まさに、「今、ここ」に居ない状態ですよね
一方で、片づけられるようになった人たちは、
「今、自分は何をしていて、何をしたいのか」を
客観的にとらえることができるようになるんです。
もちろん気が散ることはあります。
だって人間だもの・・・
でも、気が散ってもすぐに「今」に戻って来られる。
そして「気が散りやすい」ことを知っているからこそ、
散らからない仕組みを作り、片づいた状態をキープする
逆に、散らかった空間にいると
「気が散る要素」が増え、
ますます注意が飛びやすくなる。
結果、どれも中途半端で終わり、
片づけが終わらない──そんな悪循環に陥ります。
私の仕事は「中今」に戻すこと
だから私は片づけを教えるとき、単にノウハウを伝えるだけではありません。
むしろ、私の仕事の本質は、
「気が散った意識を、今に戻す」ことなのかもしれません。
「収納はあとから考えよう」と声をかけ、
また「今ここ」に意識を着地させる。
今は、「洗面所の収納」じゃなくて、
「そのペンを持つか持たないか?」と
飛んでいく意識を、やさしく今に戻してあげる。
片づけとは、空間を整えること以上に、
自分の意識を、
「今、この瞬間」に戻す練習でもあるんです。
古くからの日本の思想にも
「中今(なかいま)」という言葉があり、
“今を生きる”という感覚を大切にしてきました。
片づけを通して、この「中今」の感覚を取り戻すことができるんです。
あなたの意識は、今ここにありますか?
それとも、もう冷蔵庫のアイスクリームに飛んでいってますか?
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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片づけパンダ/パンダみゆき
山口県宇部市を拠点に、オンラインで全国の方に片づけを教える片づけライフコーチ。指導歴12年、のべ3,000名以上。2020年からオンラインの片づけコミュニティ「キッチンファースト」を主宰しています。教えているのは、収納術でも根性論でもなく、片づけに困らなくなるための「考え方」そのもの。人生から『片づけの悩みそのものが消えていく』——そこを目指しています。


