真面目な人ほど片づかないのはなぜ?|頑張り屋さんがハマる3つの落とし穴

片づけコラム「真面目な人ほど片づかないのはなぜ?|頑張り屋さんがハマる3つの落とし穴」

こんにちは、パンダです。片づけを教えて、かれこれ12年になります。

片づけの仕事を始めた頃、友人に言われました。
「片づけなんかにお金払う人おるん?(山口弁)」

確かに、「片づけは自分でやる」に越したことはありません。パンダがやってるオンラインコミュニティでも、片づけの“代行サポート”ではなく、「片づけに困らなくなるための修行」みたいなことをやってもらってます。

片づけって「生き方」そのものなので、自分らしい選択ができるようになれば、実は「片づけの悩み」自体が消えてなくなるっていう、すごく単純な仕組みなんです。

でも、「片づけ」に悩み続けてきた人たちは、そうじゃなかった。

今はパンダのコミュニティでトレーナーをやってくれてるタヌキさん(トニーさん)は、その代表格みたいな人で、

  • 毎日、片づけのことばかり考えていた
  • 収納グッズを買い漁っていた
  • 隅から隅までメジャーでサイズを測っていた
  • 日曜日は家族を追い出して片づけ
  • 収納本を読み漁っていた
  • SNSを朝から晩までチェック
  • 有名な先生の片づけセミナーに参加
  • TVに出てるアドバイザーにまで相談

こんなことを、30年近く続けていました。

そんな中、たまたまパンダのYouTubeを見つけてくれて、「この人でダメだったら片づけを諦めよう」(←なぜかこう思ってうちに来る人多い)と、パンダが運営するオンラインコミュニティ「キッチンファースト」に入ってくれました。

そこで見事「片づけの呪縛」から解き放たれ、今ではうちでトレーナーをやってくれています。

目次

片づけられない人は、だらしない人なの?

実は、タヌキさんはじめ、パンダに相談に来てくれる人たちって、本当に「片づけの悩み歴」が半端なく長い人が多いんです。そして、もう一つ共通点があります。

それが、「真面目」で「頑張り屋」さん。

片づけに困ってない人からしたら、「片づけられない人」って、だらしなくて怠けてるイメージありますよね。でも、私からしたら逆。「生真面目」で「完璧主義」

タヌキさんも言ってたけど、本気で「モデルルーム」や「ホテル」みたいな暮らしを目指してた。そんな方が多い。

もちろん、モデルルームはモデルルームだし、ホテルはホテル。家ではないんです。だから当然、そんなの目指したって、そうはならない。それでも、その辿り着けるはずのない『正解』を、何十年も諦めずに追い続けられるくらい——真面目な人たちなんですよね。

そんな生真面目な頑張り屋さんたちが、片づけで陥る落とし穴があります。それが、この3つです。

落とし穴①:収納から始める

「片づけよう」と思った瞬間、「どこに収めよう?」「収納グッズ買おうかな」って考えてませんか? これが、いちばん大きな1つ目の罠です。

トニーさんも昔、食器のサイズまで測って「どうピッタリ入れるか」ばっかり考えてたそうです。ゴールが「物が一切表に出てない」だったとか。

でもね、収納って本来、いるものを使いやすくするための“最後の手段”なんです。

いらないものを一生懸命きれいに収納するって、よく考えたらおかしな話じゃないですか?だから、ここからスタートする片づけは、たいていあっという間に崩れます。

落とし穴②:「捨てるモノ」を探す

「じゃあ物を減らそう!」となった人がやりがちなのが、2つ目の罠。

トニーさんも昔は「今日は何を捨てよう」って毎日それだったそう。でもね、捨てられない理由と、持っている理由は、別物なんですよ。

たとえば化粧品。持つ理由は「美しくなるため」ですよね。だったら「今の私が美しくなれるもの」はいる。「買ったけど美しくなれなかったもの」は、本来いらないはず。実は、とってもシンプルなんですよね。

なのに「捨てるもの探し」だと、「もったいないし…どうしよう…」で丸1日溶ける。

大事なのは、捨てるものを探すことじゃない。「今の私が美しくなれる、ベストはこれ!」って“いるモノ”を選び抜くこと。ベクトル、逆にしましょうね。

落とし穴③:一気に全部やろうとする

最後は、完璧主義の人にいちばん多いやつ。「今日中に全部終わらせるぞ!」です。

トニーさんも日曜に家族を追い出して(笑)、一気にやってたそう。

でも一気にやると、いちばん大事な「いるものを選び抜く作業」が雑になるんですよ。雑なまま収納に詰め込んで、その日はきれい。でも暮らしが回らなくて、すぐリバウンド。しかも「なんで出しっぱなしなの!」って家族にイライラ……完全に悪循環なんですよね。

急がば回れ。片づけは、少しずつ確実に向き合う

早く片づけたい気持ち、めちゃくちゃわかります。でも片づけって、急がば回れなんですよ。やることはシンプルです。

1. まずは1個ずつ、ちゃんと物と向き合う
2. 「いるモノ」だけを選び抜く
3. いるモノだけになって、はじめて「どんなレイアウトなら暮らしやすいか?」っていうパズル(=収納)を始める

この順番でやると、「出して、使って、戻して」がシステマチックに回り始めます。『リバウンドしない仕組み』ができるんですよね。

千里の道も一歩から。少しずつ進むのが、実はいちばんの近道なんですよ。

パンダのYouTubeチャンネルでも、この辺のことをトニーさんと話してます。家事や片づけのBGMに、ぜひ聞いてみてくださいね👂

▼動画はこちら(片づけ道〜片づけパンダ〜)

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片づけパンダ/パンダみゆき

山口県宇部市を拠点に、オンラインで全国の方に片づけを教える片づけライフコーチ。指導歴12年、のべ3,000名以上。2020年からオンラインの片づけコミュニティ「キッチンファースト」を主宰しています。教えているのは、収納術でも根性論でもなく、片づけに困らなくなるための「考え方」そのもの。人生から『片づけの悩みそのものが消えていく』——そこを目指しています。

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