休日がいつも片づけで終わるのはなぜ?|「週末の片づけ」から解放された人の話

こんにちは。パンダです。片づけを教えて12年になります。

片づけは「生き方」そのものであり、何を持つかは、あなたが「どう生きるか」を決めていくことです。


目次

片づかないまま月曜日が始まる

土曜日になると、片づける。

毎週毎週「片づけないと!」と思いながら生活していました。

キッチンファースト卒業生

土曜日に一日かけて一気に片づける。
日曜日は家族で出かける。
平日になると、また散らかる。

その繰り返し。

物は多くないはずなのに、散らかっている。土日は片付けと掃除に追われるが、平日の負債がリセットしきれず、月曜日を迎えること。

キッチンファースト卒業生

この「平日の負債」という言葉、すごく伝わります。

毎週末になると、平日に散らかった物を戻して、掃除をして、気になっていたところを整理する。

でも全部は終わらない。
少し残ったまま、また月曜日が始まる。

そしてまた少しずつ散らかり始め、次の土曜日に片づける。

そうやって、いつも何かにずっと追われてる感覚。

これを、何年繰り返しているでしょうか。


何度も片づけたのに続かなかった

思い切って、家中片付けたいけど、日々の散らかりを片づけるので精一杯。

ここ数年で、家中の断捨離を3回もやっているのに、片付いた状態が全然継続しないため。

キッチンファースト卒業生

みんな、片づけを終わらせようと、色んなことに挑戦しては、挫折を何度も繰り返してしまっています。

必死で、ここから抜け出そうと、もがけばもがくほど出口が見えなくなる。

いくら頑張っても足りないと思っていました。まるで、沼地にはまったタイヤのようでした。

キッチンファースト卒業生

アクセルは踏んでいる
タイヤも回っている
でも、前には進まない

何年も片づけを繰り返している状態って、まさにこれだと思います。

頑張っていないわけではない
むしろ、ずっと頑張ってる

週末を使って片づけて、また散らかって、また片づける

そうやって、同じところをぐるぐる回っているのです。


まずは「沼」からでる

必要なのは、さらにアクセルを踏むことではありません。

毎週末に大がかりな片づけが必要になるのは、暮らしのシステムが確立していないからです。

その状態で、どんなにアクセルを踏んでも、前には進みません。

まさに、「沼」の中でアクセルを踏んでる状態です。

とりあえずここへ置く
空いているところへ入れる
邪魔だから別の場所へ移す

これでは、何度きれいにしても、同じことの繰り返しです。

じゃあ、どうすればいいのか?

まずは、他人の手を借りてでも、「沼から出る」ことです。

そして、沼でついた泥を、丁寧に落としていくんです。
アクセルを踏むのはそれからです。


散らかってもすぐに戻せる家

もちろん、暮らしていれば、そうそういつもキレイというわけには行きません。散らかります。

子どもがおもちゃを広げる日もあるし、忙しくて机の上に物を出したまま寝る日だってあります。

でも、戻る場所がある
だから、すぐに元に戻せる

つまり、散らかることと、片づかないことは別の話なんです。

片づけが終わるというのは、二度と散らからない家になることではありません。

散らかっても、すぐに戻せる家になること。

何を持つのか
どのくらい持つのか
そして、それをどこに置くのか

ここが決まっていないので、使った物が出しっぱなしになって、平日は散らかし放題になります。

ただ、これは、よくいう「物の定位置」を決めましょうとかいう話ではありません。

日々の小さな暮らしの行動の全てと、物の位置に違和感がない状況を、家中に創るのです。

そうなれば、日々やることは、とてもシンプルです。
使ったら、戻す
ここに「思考」や「努力」は要りません。

日々の簡単なリセットで、暮らしが廻っていくので、週末の大切な時間を「片づけ」に費やすことがなくなります。

リバウンドしようがない

半年間の片づけを終えた卒業生さんがこう書いてくれました。

家中、片付きました!今のところリバウンドは0です。片付け、辛かったです。

キッチンファースト卒業生

半年かかって、しかも辛かった。それでも、終わったんです。

そして卒業から3か月後、こんな報告をもらいました。

今もリバウンドは一切ありません。必要なものしかない、全てがレギュラーメンバーになった今、リバウンドしようがない感じ。

キッチンファースト卒業生

頑張ってきれいな状態を維持しているわけではありません。

毎日欠かさず片づけているわけでもない。

自分たちに必要な物が決まった
それぞれの居場所も決まった

だから、以前の状態に戻る理由がないのです

沼地にはまったタイヤのようだった卒業生さんも、

片づけを終えた今、足場が整備され、頑張った分前に進めていることを実感しています。

キッチンファースト卒業生

と話してくれました。さらには、こんな報告も。

面白いことに、家族にも変化がありました。

以前は片づけがうまくできなかった子どもたちが、自分たちで片づけ用の音楽を流し、遊んだ物を元の場所へ戻すようになったそうです。

家族みんなが急に「片づけ上手」になったというより、

無理なく戻せるようになった

それだけのことです。

卒業生さん自身も、以前とは違うところに意識が向くようになりました。

朝起きて窓を開け、外の風が部屋に舞い込む瞬間を、最高に幸せだと感じる。

片づけることに追われていたころには、なかなか味わえなかった時間です。


減らせばいいわけでもない

ちなみにその卒業生さん、一時期はミニマリストやシンプリストを目指していたこともあったそうです。

そのとき、本当は必要だった物まで手放してしまっていたことに気づき、あとからかなり買い直したのだとか。

本人いわく、

春〜夏は大出費祭りでした。

キッチンファースト卒業生

片づけはただ単に、減らせばいいというわけではありません。
物が減れば、片づけが終わるわけでもありません。

自分たちの暮らしに、何が必要なのか。
それを見極める力を身につけることです。


片づけは終わります

以前は、毎週毎週片づけのことを考えながら生活し、土曜日になると一日かけて片づけていた卒業生さん

「片づけが終わります!」とパンダさんがはっきり言い切っていたので、信じてみようと思いました。

キッチンファースト卒業生

そして半年かけて家の片づけを終えたあと、こう話してくれました。

土曜日に1日かけて片づけなくても、元に戻るようになりました。

キッチンファースト卒業生

これが「暮らす」ってことなんです。

こうなれば、人生から「片づけの悩み」自体が消えてなくなります。

今の家が大好きになって、家でゆっくり家族と過ごす日も増えました。
何かに追われる毎日がなくなり、生きるのが楽になりました。

キッチンファースト卒業生

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片づけパンダ/パンダみゆき

山口県宇部市を拠点に、オンラインで全国の方に片づけを教える片づけライフコーチ。指導歴12年、のべ3,000名以上。2020年からオンラインの片づけコミュニティ「キッチンファースト」を主宰しています。教えているのは、収納術でも根性論でもなく、片づけに困らなくなるための「考え方」そのもの。人生から『片づけの悩みそのものが消えていく』——そこを目指しています。

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