こんにちは。片づけパンダです。
片づけライフコーチとして、片づけを教えて12年になります。これまでコンサル・セミナー・講演を合わせて、延べ3,000名以上の方の暮らしに関わってきました。
片づけの相談で、よく聞かれるのが、
「片づけって、どこから始めたらいいんですか?」
という質問です。
結論から言うと、キッチンからです。
とくに、何回片づけても終わらない方、いつも途中で止まってしまう方ほど、キッチンから始めてほしいと思っています。
この記事では、
- 片づけは何から始めればいいのか
- 片づけで失敗しないためには、どうすればいいのか
- 片づけに失敗しやすい場所ランキング
- キッチンから片づけた方がいい5つの理由
- キッチンから片づけた人は、どう変わったのか
- キッチンから始めない方がいい人
について、2020年からキッチンから片づけるオンライン片づけコミュニティ「キッチンファースト」を続けてきた経験と、卒業生さんたちの実例を交えてお話しします。
片づけは何から始めればいい?
何回やっても片づけが終わらない方は、キッチンから始めるのがおすすめです。(ご自身がおもに使っているキッチンがある方の場合。例外は記事の後半でお話しします)
正直に言うと、「片づけるとはどういうことか」が本当に分かった人は、どこから始めても大丈夫です。どこから始めても、最後は家じゅう終わります。
でも、片づけに悩んでいるときは、どうしても「自分が気になっているところ」しか見えていません。
そして、気になっているところというのは、たいていいらない物がいちばんたまっている場所です。そこから始めるのは、とてもハードです。物を前にして固まってしまう、ということが起きやすくなります。
だから私は、2020年に始めたオンライン片づけコミュニティに「キッチンファースト」と名前をつけました。名前のとおり、キッチンから片づけを始めます。これまでに累計290名の方が(2026年9月時点)、ここで片づけに取り組んでくださっています。
片づけで失敗しないためには?
「気になるところ」から片づけ始めないことです。 気になるところは、家の中でいちばんハードルが高い場所だからです。
片づけようと思ったとき、多くの方がまず手をつけるのは、
- 納戸や押し入れ
- テーブルの上の書類の山
- パンパンのクローゼット
といった「ずっと気になっていた場所」です。
でも、ここは家の中でいちばん難しい場所です。いちばん難しいところから始めているのだから、うまくいかなくて当然なんです。
たとえば納戸や押し入れには、「いらないのは分かっている。でも捨てられない」という物ばかりが入っています。捨てづらさの極みのような場所です。
全部出して、ほこりを払って、「まあ、取っておくか」。
結局、1〜2個減って、また元に戻す。
丸一日かけて残るのは、「やっぱり私には片づけられない」という気持ちだけ。
これを何年も、何十年も繰り返している方が、本当にたくさんいらっしゃいます。
ここでお伝えしたいのは、うまくいかなかったのは、やる気や性格のせいではないということです。私が相談を受けてきた中では、キッチンファーストに来られる方のほとんどが、20年、30年と片づけてきた方です。何もしてこなかった人はいません。
違っていたのは、始める場所の選び方です。
片づけに失敗しやすい場所ランキング
12年間、片づけの相談を受けてきた中で、「ここから始めると止まりやすい」と感じる場所を順番に並べました。
| 順位 | 始める場所 | よく起きること |
|---|---|---|
| 1位 | 納戸・押し入れ | 「いらないけど捨てられない」物ばかり。1〜2個減って、また戻す |
| 2位 | 思い出の品・写真 | 1個ずつ、持っている理由が全部違う。だから止まる |
| 3位 | 書類 | 「取っておかないと」「何かあったら困る」という心配が抜けないまま判断することになる |
| 4位 | クローゼット | 洋服だけが入っているとは限らない。資格の教材、子どもの思い出品など、選ぶ感覚が違う物が一度に出てきて進まなくなる |
| 5位 | 洋服 | 自分にいちばん近い物だからこそ、いちばん判断しにくい |
| 6位 | リビング | 家族全員の物、仕事・趣味・勉強の物、文具・薬・工具・ゲーム機・家計簿まで、何でもある。判断の軸が定まらない |
| 7位 | 洗面所 | 匂いが合わなかった洗剤、化粧品の試供品、ホテルのアメニティ。「捨てられない」という感情に引っぱられやすい |
「自分にいちばん近い洋服から始めましょう」という考え方もあります。
それも一つの考え方です。ただ、近いからこそ、いちばんやりにくいんです。洋服に行くまでに、ほかの場所の問題をあれこれ引っぱり出してきて、洋服に行かないように、行かないようにしている方もたくさんいらっしゃいます。
それに比べて、キッチンはどうでしょうか。
なぜキッチンから片づけるといいの?5つの理由
キッチンは「判断しやすく」「自分で決められて」「効果が大きく」「練習になり」「命を預かる」場所だからです。
| 理由 | キッチンから始めると | キッチン以外から始めると |
|---|---|---|
| ① 判断がブレにくい | 使う・使わないがはっきりしている。道具なので感情が乗りにくい | 1個ずつ持っている理由が違う。記憶や不安が最初から乗っている |
| ② 物が混ざりにくく、自分ひとりで決められる | 機能が独立していて、他の物が混ざりにくい。多くの場合、家族の許可も説得もいらない | 家族の物、思い出、書類が同じ場所に同居。「家族の物が…」で止まる |
| ③ やった後の効果が大きい | 毎日使う場所なので、家事の負担が翌日から減る。頭に隙間ができる | 納戸や書類が片づいても、毎日の家事は変わらない |
| ④ いちばん難しい場所だから、練習になる | ここで練習できれば、ほかの場所はあっという間 | 練習しないまま、いちばん重い物と向き合うことになる |
| ⑤ 命を預かる大切な場所 | 自分と家族の体をつくる場所を整えることは、自分と家族を大切にすること | — |
ひとつずつ、お話しします。
理由① 判断がブレにくい。感情が入りにくい
毎朝使っているお鍋を、「これ、いる?」と迷う人はいません。
ということは、迷う物と迷わない物の違いは、もう自分の中にあるんです。
キッチンの物の多くは「道具」です。日常的に使う場所なので、本当に使っているのか、使っていないのか、便利なのか、便利じゃないのかが、比較的分かりやすい。
思い出の品や書類は、1個ずつ持っている理由が違います。でもキッチンの道具は、「使うかどうか」という軸で見やすいんです。
もちろん、キッチンにも感情はあります。「高かったから」「人からもらったから」。実際に、お姑さんからいただいた食器が捨てづらい、というお話はとても多いです。
だからキッチンファーストでは、食器は後の方で取り組みます。食器は、洋服に近いところがあるからです。まずは道具から。感情が乗りにくい物から始めます。
理由② 物が混ざりにくく、自分ひとりで決められる
キッチンは、家の中で機能が独立している場所です。ご飯を作って、食べて、片づける。基本的にはそのための場所なので、他の物が混ざりにくいんです。
リビングを思い浮かべてみてください。家族の人数分の物があって、仕事の物、趣味の物、勉強の物、ゲーム機、薬、家計簿、工具、文具……本当に何でもありです。リビングにある物は別の部屋にもあったりして、「じゃあ先にあっちの部屋を」と、どんどん広がっていきます。
そしてもう一つ。キッチンは、自分ひとりで判断しやすい場所です。
片づけを始めようとすると、ほとんどの方がこうおっしゃいます。
いや、私の物は大丈夫なんですけど、家族の物が
片づけが止まるいちばん多い場所が、ここです。家族に聞いてから、家族を説得してから……と待っている間に増えていくのは、「私は片づけられない」という記憶だけです。
キッチンを管理しているのは、多くの場合、この記事を読んでくださっているご本人だと思います。そうであれば、許可も説得もいりません。最初の一歩を、自分の判断だけで踏み出せます。
家族のことは、そのあとで大丈夫です。まずは「私、終わりました」という状態になってみてください。
理由③ やった後の効果がいちばん大きい
家事の中で、いちばん負担が大きいのはキッチンです。
キッチンでやっていることを数えてみると、
- 献立を考える
- 買い物に行く
- 買ってきた物を保管する
- 洗う・切る
- 煮る・焼く・蒸す
- 盛りつける・配膳する
- 後片づけをする・お皿を洗う
これを朝・昼・晩、毎日です。しかも道具は、爪楊枝のような小さな物から冷蔵庫のような大きな家電まで、大きさも形もバラバラ。食品は使えば減り、買えば増え、野菜は季節で大きさも変わります。仕事をしながら、子育てをしながらこれを回している日本のお母さんたちは、本当にすごいと思います。
実は、家事が負担に感じる大きな理由は、作業の量そのものより、小さな選択と決断の積み重ねにあります。
「ザル、どっちがいいかな」「このお鍋はいま使っているから、ちょっと大きいけどこっちにしよう」。こうした小さな迷いや不具合が、一日に何十回も起きている。それが、家事をぐったりさせているんです。
キッチンファーストで目指しているのは、キッチンをコックピットのようにすることです。
コックピットとは、手を伸ばした先に必要な物があって、何も考えずに次の動作に移れる状態のこと。お味噌汁を作るなら、ここからお鍋がパッと出て、お味噌はここ、お玉はこれが最適、というのが考えなくてもできる状態です。
私自身、在宅で仕事をしているので、電子レンジの上にパソコンを置いて仕事をしながら、その横でご飯を作っていることもあります。それができるのは、段取りをいちいち考えなくていいキッチンになっているからです。
先日も、1年以上使っていなかったフードプロセッサーを久しぶりに出しました。1年使っていなくても、「こういう時にいる」と分かっている物は、迷わず、すぐに出せる場所にあります。だから、わずらわしさがありません。
納戸が片づいても、明日の夕飯は楽になりません。
でもキッチンが片づくと、次の日から効きます。
そして、毎日使う場所が整うと、頭にも隙間ができてきます。いらない物は、目に入るたびに「これ捨てづらいな」「これ誰々にもらったな」と思考を動かします。その物たちに取られていた時間と思考が、戻ってくるんです。
思い出の品や書類と向き合えるのは、この「頭の隙間」ができてからです。だから、順番があります。
理由④ いちばん難しい場所だから、練習になる
キッチンは、片づけの中でいちばん難しい場所と言われています。
ここでいう「難しい」は、感情が重いという意味ではありません。物と動作の種類が、家の中でいちばん多いという意味です。感情は乗りにくいけれど、複雑。だからこそ、練習に向いています。
物の種類が多く、同じ種類の物の数も多い。お鍋が20個ある方もいれば、ザルやボウルの大きさがまちまちな方もいます。さらに、そこで行う行動の種類も家の中でいちばん多い。組み合わせを考えると、家の中でいちばん複雑な場所です。
「そんなに大変なのに、なぜキッチンから?」と聞かれたこともあります。
答えは、練習になるからです。
何の練習かというと、自分の判断の練習です。物を前にしたとき、「いま私、頭で考えていたな」「これは迷わず『いる』と言えたな」「これ、ずっと避けていたな」と、自分の判断のクセに気づけるようになること。
キッチンの物は毎日使っているので、使う場面が思い浮かびやすく、この練習がしやすいんです。実際、キッチンの片づけをしている間に、皆さんかなり片づけが上手になっていかれます。ご本人は気づいていないことが多いのですが。
練習をしないまま思い出の箱を開けるのは、いきなりいちばん難しい本番に立つようなものです。止まって当たり前です。
逆に、キッチンを本気で終えた方は、そのあとが早い。
キッチンに比べたら洗面所なんかもう大したことない。本当にあっという間に終わる
これは、以前の動画で私が話した言葉です。洋服なら1日かからずに終わる方もいらっしゃいます。
理由⑤ 自分と家族の命を預かる場所だから
そして、私がいちばん大切にしている理由です。
キッチンは、自分と家族の命を預かる場所です。ご飯は、私たちの体を、家族の体をつくるものです。
そこが、何かをどかさないと料理が始まらない場所だったり、どうでもいい器でなんとなくご飯を食べていたりするのは、私はあまりいいことだとは思っていません。
「この器にこれを盛ったらおいしそう」と思いながら、みんなで食卓を囲む。そういう心のゆとりこそが、暮らしであり、生きているという感覚なんじゃないかと思うんです。
キッチンを整えることは、自分を大切にすること。そして、家族を大切にすることです。
これは、キッチンが散らかっている人は家族を大切にしていない、という話ではありません。毎日これだけのことを回しているからこそ、いちばん先に、自分がいちばん楽になっていい場所だということです。「キッチンファースト」という名前には、その意味も込めています。
実際に、キッチンが片づいていくと、料理が苦痛でなくなるどころか、「料理が楽しくなった」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。
キッチンの片づけって、賞味期限切れを捨てて仕切りで整えること?
いいえ。それは、ここで言うキッチンの片づけではありません。
キッチンを片づけようとすると、賞味期限の切れた食品を少し捨てて、かごで仕切って整えて終わり、という方が少なくありません。
でも、キッチンファーストが目指すのは、そのレベルではありません。キッチンを、自分だけのコックピットにすることです。
そのために、収納の方法や場所を考える前に、まず物そのものを見ます。私はこれを「物に始まり物に終わる」と言っています。どれだけの量があるのか。なぜそれを持っているのか。どんな場面で使うのか。
私のやり方は、捨てる物を探すのではなく、いる物を選び抜く片づけです。1個ずつ物と向き合って、自分の中の答えを確かめていく。これを「物との対話」と呼んでいます。
ある卒業生さんは、キッチンファーストの最初のレッスンで、キッチンの引き出しについていた仕切りを「外してみたらどうですか」と言われたときのことを、こう話しています。
「これは取り外せないもの」と自分の中で決まっていた引き出しの仕切りを、「外してみたらどうですか」と言われた時。ちっちゃい固定観念が叩かれたような気がしました。
〜キッチンファースト卒業生(50代)〜
本人の中では「そういうもの」と決まっていることは、自分ひとりでは疑うことすらできません。自分の内側は、自分からは見えないからです。
キッチンから片づけた人は、どう変わった?
実際にキッチンファーストでキッチンから片づけを始めた、卒業生さんたちの声です(受講後のアンケートより。掲載の同意をいただいた方のみ)。
片づけを始める前の、ある卒業生さんのキッチンです。


「キッチンが、自分の城になりました」
いくら片づけの情報を得てやってみても片づかないので、休みの度に片づけをしているようで、片づいていない所がいつも気になって、他の事に集中できませんでした。
キッチンが、自分の城になりました。
物が整うことで清々しい空間となり、ワンアクションで物が取れるので、ストレスなく時短家事が実現して、自分時間ができて、資格取得が実現しました。
〜キッチンファースト卒業生(50代・保育教諭)〜
「食事作りがストレスフリーになりました」
家中が物でいっぱいで、身動きできず。何をするにも時間がかかり、ストレスだらけ。人が来る時だけ、物をどこかの部屋に移動してやり過ごす日々でした。
キッチンが使いやすくなり、食事作りがストレスフリーになりました。
家中にある物を確認した結果、余計な買い物をしなくなったし、何かを買う時のブレーキ思考を持てたと思います。
〜キッチンファースト卒業生(60代)〜
「料理をすることが増え、食材も使い切れるようになりました」
物が散乱し、探し物に時間を費やし、掃除も十分にできていませんでした。
汚れをためこまなくなりました。料理をすることも増え、食材や調味料も使い切ることができるようになりました。
〜キッチンファースト卒業生(50代・介護職)〜
「キッチンから始めて、最終的にリビングまで」
キッチンから始めて、洗面所・玄関・納戸……と順番に整理して、最終的にリビングまで片づけられました。
今は部屋も頭の中もスッキリしています。片づけが気にならなくなり、モヤモヤもほとんどなくなりました。
〜キッチンファースト卒業生(60代)〜
「片づけは、小さい成功体験をたくさんすること」
何年も、家の中の物の移動ばかりでスッキリ片づかず、いつまでたっても終わらない片づけに、気持ちも重くなっていました。
片づけは、小さい成功体験をたくさんすることだと理解できたこと、体感できたことが良かったです。
〜キッチンファースト卒業生(70代)〜
「50年、片づけられたことがなかった」
最初のレッスンで引き出しの仕切りの話をした、あの卒業生さんです。
50年、片づけられたことがなかった私の片づけが、半年で終わり、今では、全く片づけのことが気にならなくなりました。
〜キッチンファースト卒業生(50代)〜
キッチンから始めて、家事が楽になる。料理が楽しくなる。余計な買い物が減る。自分の時間ができる。そして最後には、片づけのことが気にならなくなる。
キッチンで起きた変化は、キッチンだけでは終わりません。
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キッチンが終わったら、次はどこを片づける?
目的がはっきりした場所から進めて、書類と思い出の品は最後にします。
キッチンファーストでは、おおむね次のように進めます。
1. キッチン(まずは、毎日使うお鍋・フライパン・ザル・ボウルなどの道具から。食器は後半)
2. 洗面所・玄関(目的がはっきりしているので、キッチンのあとならとても早い)
3. 洋服・納戸・リビングなど(キッチンで練習した判断を応用する)
4. 書類・思い出の品(頭に隙間ができてから。1個ずつ持っている理由が違うので、いちばん最後)
ただし、絶対にこの順番、ということはありません。暮らし方も、間取りも、家族構成も、事情は一人ひとり違います。
キッチンから始めない方がいい人はいる?
います。キッチンから始めるのが合わない方もいらっしゃいます。
たとえば、
- キッチンに重い感情がくっついている方(亡くなったお母さまの台所をそのまま使っている、など)
- 同居していて、自分のキッチンではない方
- ご主人も台所に立っていて、道具が二人分ある方
- 「私はキッチンには関わっていない」という方
これは本当に人によるので、「絶対にキッチンからが楽です」とは言いません。
片づけは、人による、物による、状況による。ここでお話ししたのは、比較的やりやすい方が多いという基本の考え方です。
よくある質問
料理をほとんどしないのですが、それでもキッチンからですか?
キッチンは、料理をする人もしない人も使う場所です。飲み物を入れる、食器を出す、ゴミを捨てる。どちらの暮らしであっても、使い勝手がいいに越したことはありません。料理をしない方にとっても、物が混ざりにくく判断しやすい場所であることは同じです。
キッチンの中なら、食器から始めてもいいですか?
食器は、後の方で取り組むのがおすすめです。「使っていないけど可愛い」「高かった」「いただき物」など、洋服に近い感情が乗りやすいからです。まずは、お鍋やザル、ボウルなどの道具から始めます。
書類や思い出の品は、いつ片づければいいですか?
最後です。書類は「何かあったら困る」という心配が、思い出の品は1個ずつ違う理由が乗っているので、判断の練習をしてから、頭に隙間ができてから取り組む方が進みます。
キッチンが家の中でいちばん片づいているのですが?
見た目が整っていることと、コックピットのように動けることは別です。「ザル、どっちにしよう」と一瞬でも迷うなら、そこにはまだ整える余地があります。すでに片づいて見える場所ほど、判断の練習を落ち着いて始めやすい場所でもあります。
「捨てなさい」と言われますか?
言いません。キッチンファーストは、捨てる物を探すのではなく、いる物を選び抜く片づけです。卒業生さんからも、こんな声をいただいています。
パンダさんに「捨てろ」と言われると思っていましたが、一切言われなかった事です。
必要な物は迷わない、ということ。
〜キッチンファースト卒業生(54歳)〜
キッチンから始めれば、一人でも片づけは終わりますか?
始める場所を変えるだけでも、進み方はかなり変わると思います。ただ、片づけを止めているのは、多くの場合「そういうものだ」と思い込んでいる固定観念です。これは、自分の内側のことなので、自分からは見えません。能力の問題ではなく、構造の問題です。一人で何年も終わらなかった方は、誰かと一緒に確かめていく方法も考えてみてください。オンラインで片づけを習う方法については、オンライン片づけで本当に片づくの?の記事にまとめています。
本当は、片づける場所の話ではなかった
ここまで、キッチンから片づけた方がいい理由をお話ししてきました。
でも、たぶん、これは片づける場所の話ではなかったと思うんです。
ずっとお話ししていたのは、自分がどうやって決めてきたかということです。
何回やっても終わらなかったのは、あなたのせいではありません。やる気の問題でもありません。
本や動画や、誰かの家のきれいな写真。外にある正解に、合わせに行っていた。
迷わない物も、捨てられない物も、ひっくるめて全部一緒に収納してきた。
だから、何回やっても終われなかったんです。
毎朝使うお鍋を迷わないように、答えはもう、あなたの中にあります。キッチンは、その答えを一つずつ確かめていく練習にいちばん向いている場所です。
「キッチンが変われば、人生が変わる」
実はこれ、7年以上前の私のセミナー資料にも、同じことを書いていました。12年間、ずっと同じことを言い続けています。本当に変わりますから。
片づかない家はありません。
片づけは、終わります。
片づけの最後の砦
オンライン片づけ「キッチンファースト」
他の片づけと、ここが違う。
パンダメソッドの秘密が分かる、60分の無料WEBセミナーです。
▼ 無料WEBセミナー(オンライン・60分)
▶ https://utage-system.com/p/yB0cK4utfSvE?ftid=oE07uCf18O3K
「片づけは、必ず終わります」
そう言い切れる理由を、ここでお話ししています。
音声で聞きたい方は、同じテーマのYouTube(聞き流し版)もあります。
▶ 【聞き流し片づけ】何回やっても終わらない人が、キッチンから片づけた方がいい理由
この記事を書いた人
片づけパンダ/パンダみゆき(片づけライフコーチ)
山口県宇部市を拠点に、オンラインで全国の方に片づけを教えています。指導歴12年、延べ3,000名以上。2020年からキッチンから片づけるオンライン片づけコミュニティ「キッチンファースト」を主宰し、累計290名の方が参加しています。
「捨てましょう」とは一度も言いません。捨て方や収納から入らず、物との対話で自分の中の答えを見つける「パンダメソッド」が特徴です。
経歴
- 20歳〜 ビクターエンタテインメント(レコーディングエンジニア)/その後 Panasonic・保険会社
- 2015年 片づけパンダ設立(山口県宇部市)
- 2020年 YouTube本格始動/オンライン講座「キッチンファースト」開始
メディア
- NHK山口「情報維新やまぐち」生出演(2016年)
- 宇部日報「サンデーワイド」1面コラム連載(2016年5月〜2022年2月)
- 気まぐれラジオ 月1回パーソナリティ(2018年11月〜2020年7月)
YouTube「片づけパンダ/片づけ道」
▶ https://www.youtube.com/@katazukepanda


