こんにちは。片づけパンダです。
片づけライフコーチとして、片づけを教えて12年になります。これまでコンサル・セミナー・講演を合わせて、延べ3,000名以上の方の暮らしに関わってきました。
片づけは「生き方」そのものです。何を持つかは、あなたが「どう生きるか」を決めていくことだと思っています。
さて、オンラインで片づけのサポートをしていると、よく聞かれることがあります。
「オンラインで、本当に家が片づくんですか?」
結論から言うと、オンラインでも家は片づきます。
でも、その気持ちとっても分かります。
実は私自身、最初は、
「片づけなんて、実際に家に行かないとできないんじゃない?」
と思っていましたから。
ところが、何年、何十年と片づけに悩んできた方たちをオンラインでサポートしていくうちに、私の考えは変わりました。
今ではむしろ、ただ家をきれいにするのではなく、「自分で片づけられるようになる」という根本的な解決を目指すなら、オンラインだからこそのメリットがあると感じています。
この記事では、
- オンライン片づけとは何をするのか
- オンラインで本当に家は片づくのか
- 訪問片づけとの違い
- オンライン片づけのメリット・デメリット
- どんな人にオンライン片づけが向いているのか
について、実際にオンラインで片づけを終えた方たちの事例も交えながらお伝えします。
オンライン片づけとは?何をするサービス?
オンライン片づけとは、Zoomなどのビデオ通話や写真を使って、自宅にいながら片づけのサポートを受ける方法です。
サービスによって内容は違いますが、私が2020年から主宰しているオンライン片づけコミュニティ「キッチンファースト」では、代わりに物を動かして片づけることは、基本しません。
事前に送ってもらった写真や、Zoomアプリを繋いで、実際の家や収納の状態を見ながら、
- 「まず、どこから始めるのか」
- 「なぜ、ここで片づけが止まってしまうのか」
- 「これは本当に必要なのか」
- 「どうしたら自分たちの暮らしに合った状態になるのか」
を一緒に考えていきます。
そして、実際に手を動かすのは本人です。
ここだけ聞くと、
「それなら、プロに家まで来てもらった方が早いんじゃない?」
と思うかもしれません。
ただ、これは目的によります。
これから先、オンラインと訪問サポートのメリットとデメリットを一緒に見ていただいて、ご自身が望んでいる結果が得られそうな方を選ばれたら良いかと思います。
オンライン片づけと訪問片づけの違いは?
いちばん大きな違いは、誰が手を動かすかです。
| 訪問片づけ | オンライン片づけ |
|---|---|
| プロが一緒に作業する | 手を動かすのは自分たちだけ |
| 1人〜複数人を家に入れる | 人が家に来ない |
| 数時間〜半日、予定を空ける | 自分の都合にある程度合わせられる |
| 短時間で家中が片づく | すぐには片づいた感覚になれない |
| 期間が短いので、身につきにくい | じっくり向き合うので、身につきやすい |
| 綺麗が続くかどうかはプロ次第 | 片づいた状態を自分でキープできるようになる |
訪問片づけには、訪問にしかできない価値があります。短時間で家が変わるのは、大きな強みです。
ただ、「何年も片づけを試してきたのに終わらなかった人」の場合は、話が変わってきます。
実際に、オンラインで半年かけて片づけを終えた卒業生さんたちは、こう言います。
今までの片づけみたいにリバウンドしない自信があります。それが嬉しい!!
やれば出来るという感覚になれたので、恐怖心はありません。
なぜ「自信」まで残るのか。その理由は、この記事の後半でお話しします。
オンラインで本当に家は片づくの?
はい。オンラインでも家は片づきます。
実際、キッチンファーストには、これまで片づけ本や片づけメソッドをいくつも試してきたけれど、それでも片づけが終わらなかった方が多く相談に来られます。
中には、10年、20年、50年と片づけに悩んできた方もいます。
たとえば、キッチンファースト卒業生のSさん(50代・自営業)。
出産してから約20年間、物が増え続け、家の床には物があふれていました。本人の言葉では、家の中を移動するための「獣道」ができていたほどです。
片づけ本も何十冊と読み、いろいろな方法を試しました。
それでも片づかなかった。
だから、「自分一人ではできない」とは分かっていました。
一方で、人に家へ来てもらって片づけてもらうことには、大きな抵抗があったそうです。
人に来て片づけてもらうのってすごく抵抗があったし、家族も嫌だろうなって思ってた
そんなときに見つけたのが、オンラインで半年間片づけるという方法でした。
とはいえ、最初は、
オンラインで片づけを習うってどういうこと?
と思っていたそうです。
ところが、半年間を終えたあとに出てきた言葉は、
これ以外の方法ないよね
でした。
たとえば、こちらは別のキッチンファースト卒業生さんのキッチンです。片づけを始める前の状態です。

この状態から、講師が家に行かずに片づけていきます。
オンライン片づけのメリット① 家に人を上げなくていい
これは、実際にキッチンファーストでオンライン片づけを終えた卒業生さんたちから、とてもよく聞くメリットです。
「家に人を上げなくていい」
もちろん、オンラインだから家の中をまったく見せなくていいわけではありません。必要に応じて、画面越しに部屋を見せてもらったり、収納の写真を送ってもらったりします。
それでも、写真で見せることと、実際に他人が家の中へ入ってくることは違います。
片づけに長年悩んでいる人ほど、
- 「こんな家を見られたくない」
- 「玄関から入ってこられるのが恥ずかしい」
- 「家族が嫌がる」
という気持ちを抱えていることがあります。
実際、ある卒業生さんは、最初に部屋の写真を送ってくださいと言われたとき、少しでもよく見せようとして、写真を撮る前に片づけ始めてしまったそうです。
別の方は、
写真を撮りながら吐きそうでした
と話していました。
写真ですら、それくらい見せたくない。
だから私は、「オンラインなら恥ずかしくありません」とは言いません。
やっぱり最初は恥ずかしい人もいます。
でも、必要なところは見せるけれど、他人を生活空間の中に入れなくてもいい。
この距離感が、片づけのサポートを受ける最初のハードルを下げてくれることがあります。
オンライン片づけのメリット② 片づけ以外に使うエネルギーが少ない
Sさんが、オンラインを経験して特に良かったと話してくれたことがあります。
もし先生が実際に家へ来るなら、前日から家を掃除する。当日は家族を早く送り出す。仕事を休む。駅まで迎えに行く。終わったらまた送る。お土産を用意するかもしれない。
つまり、片づけそのもの以外にも、たくさんの時間と気を使うことになります。
オンラインなら、それがありません。パソコンやスマートフォンをつないだら、そこから片づけを始められます。
Sさんは、
片づけ以外のことにかかるエネルギーが全部いらなかった
ことが、とても良かったと話してくれました。
これは、仕事をしている人、家族と暮らしている人、地方に住んでいる人にとっても大きなメリットだと思います。
オンライン片づけのメリット③ 自分で手を動かすから、自分で片づけられるようになる
ここからが、私がオンライン片づけに対して一番大きく考えを変えたところです。
オンラインでは、講師が代わりに物を動かしてくれません。自分で手を動かさなければ、片づきません。
これは一見、デメリットに見えます。
でも今の私は、ここにオンライン片づけの大きな価値があると思っています。
訪問型の片づけサポートを実際に利用した経験がある、キッチンファースト卒業生のKさん(56歳)という方がいます。
自宅に来てもらって片づけた場所は、「あっという間に片づいた」そうです。
ところが、別の場所を自分でやろうとすると、できない。
その部分は、あっという間に片づきました。でも、他の場所を自分でやろうとしても、やはりできない。やり方は習ったけれど、できない。
片づけ方を知っていることと、自分で片づけられることは、同じではありません。
- 何を残すのか
- どこに置くのか
- なぜこれは手放せないのか
- なぜ毎回ここに置いてしまうのか
その一つひとつを、自分で考えて、自分で決めて、自分で手を動かす。
時間はかかります。
でも、その経験を積み重ねるからこそ、講師がいなくても片づけられるようになっていきます。
オンライン片づけのメリット④ 一度にやり切らず、小さく何度も繰り返せる
訪問型の片づけでは、せっかくプロが来てくれたのだからと、数時間かけて一気に進めることも多いと思います。もちろん、それが必要なケースもあります。
一方、キッチンファーストのようなオンライン片づけでは、小さくやって、暮らしてみて、また考えることができます。
たとえば、一つの引き出しを片づける。
数日使ってみる。
すると、
- 「ここに戻すのが面倒だな」
- 「結局また出しっぱなしになった」
- 「これは残したけれど、一度も使わなかった」
ということが分かります。
そこで、また修正します。
片づける。暮らす。気づく。直す。また暮らす。
このサイクルを何度も回していく。
私は、この回数がとても大切だと思っています。
オンライン片づけのメリット⑤ 散らかる「習慣」まで変えていける
家が散らかる原因は、物の置き場所だけとは限りません。
買い方だったり、戻し方だったり、「とりあえずここに置く」という癖だったり、物を前にしたときの判断だったりします。
一度家をきれいにしただけでは、こうした日々の習慣までは分からないことがあります。
でも、オンラインで一定期間サポートしていると、片づけたあとに、また実際の生活が始まります。
そこで再び散らかったなら、「なぜ散らかったのか」を見ることができます。そして、また修正する。
これを何度も繰り返せる。
だから今の私は、オンライン片づけは単に「オンラインでも片づけられる」というだけではなく、
片づいた状態を自分でつくり、それを維持できるようになるために、とても相性のいい方法なのではないか
と考えています。
オンライン片づけのメリット⑥ 卒業したあと、人生から片づけの悩みが消える
そして、これがオンライン片づけの最大の強みです。
自分で時間をかけてやった人は、卒業したあとの効果が絶大です。
理由はシンプルで、やり方を教わったのではなく、自分でやったからです。
半年間、自分の物を、自分の目で見て、自分で決めて、自分の手で動かしてきた。その経験は、講師がいなくなっても消えません。
だから、卒業生さんたちはこう言います。
今までの片づけみたいにリバウンドしない自信があります。それが嬉しい!!
もう怖くないと自信がつきました。他の場所も自分で頑張ってみます。
やれば出来るという感覚になれたので、恐怖心はありません。
今は同じような場面に遭遇しても、一つ一つ向き合えばいいだけだと分かります。
そして、ある卒業生さんの言葉です。
大丈夫です。やれば終われます。これに尽きます。
片づけが「終わる」というのは、家がきれいになることではありません。
片づけのことを、もう考えなくてよくなることです。
- 「片づけなきゃ」が頭から消える
- 人が来ると決まっても、慌てない
- 物を買うときに迷わなくなる
- 散らかっても、戻し方が分かっている
卒業生さんは、こんなふうにも話しています。
生活がしやすくなったどころか、生きやすくなったと感じています。
一番片づいたのは自分の頭の中で、家が片づいたのはオマケだった、と感じています
私はこれを、「片づけの呪縛から解き放たれる」と呼んでいます。
一度きりの片づけでは、ここまで来られません。時間をかけて、自分でやったからこそ、人生から片づけが消えていきます。
オンラインなのに、本当に家の問題が分かるの?
これも、よくある疑問です。
もちろん、実際に家へ行かなければ分からないこともあります。
でも、面白いことに、片づけを止めているものは、家の構造そのものだけではありません。
本人にとっては当たり前すぎて、疑問にも思っていないことが原因になっている場合があります。
50年間、片づけられたことがなかったというキッチンファースト卒業生さんの話です。
最初のオンラインコンサルで、キッチンの引き出しを見せてもらいました。そこには、メーカーがつけた仕切り用のバーがありました。実際には取り外せるものです。
ところが本人の中では、
これは取り外せないもの
と完全に決まっていました。
私が、
「それ、外してみたらどうですか?」
と言ったとき、とても驚いたそうです。
こんなふうに、片づけでは「そういうものだから」と無意識に決めていることが、たくさんあります。
自分の中では当たり前なので、自分一人ではなかなか気づけません。
オンラインでも、実際の物を見ながら対話を重ねることで、こうした「自分では見えていなかった前提」を一緒に見つけることはできます。
先ほどのKさん(56歳)も、オンラインで私から質問を受けていたとき、
一つひとつの物に対して、これでもかというほどの質問が返ってくる。オンラインなのに、何もかも見えている。なんで? どうしてわかる??
と感じたそうです。
オンライン片づけのデメリットは?
ここまでメリットを書いてきましたが、オンライン片づけがすべての人に最適だとは思っていません。
当然、デメリットもあります。
① 講師が代わりに作業してくれない
重い家具を動かしたり、大量の物を短時間で仕分けたりする必要があるなら、訪問型のサポートの方が適している場合があります。
② 短期間で一気に、という用途には向かない
キッチンファーストは半年かけて進めます。「来週までにどうにかしたい」という目的とは、そもそも合いません。
③ Zoomなどの操作に、最初のハードルがある
スマートフォンやパソコンの操作に不安がある人には、最初の壁になります。ただ、これは慣れることもできます(後述します)。
④ 家の中を見せる心理的な抵抗はある
先ほど書いたとおり、写真を送るだけでも怖い、という方は少なくありません。
⑤ 本人が手を動かさなければ、片づかない
これが最大のデメリットです。「お金を払うから、できるだけ早く誰かに家をきれいにしてほしい」という目的なら、訪問型のサービスを探した方がいいと思います。
だからこそ、オンライン片づけは「サポート体制」で選んでください
ここまで読んで、こう思われたかもしれません。
「結局、自分でやるしかないんでしょう?」
そのとおりです。オンライン片づけは、自分で動くしかありません。
でも、だからこそサービスの内容とサポート体制が、そのまま成果に直結します。
一人で動けるなら、とっくに片づいています。動けなかったから、今も片づいていない。
問題は、やる気でも性格でもなく、「動ける環境があるかどうか」です。
だから、オンライン片づけを選ぶときは、ここを見てください。
- 期間はどれくらいあるか(一度きりのアドバイスで終わらないか)
- 迷ったとき、その場で聞ける相手がいるか
- やりっぱなしにならず、次に確認してもらえるか
- 一人ではなく、同じことで悩んでいる人がいるか
- 終わったあとも続くのか
キッチンファーストでは、半年間かけて、動ける環境を用意しています。
- 6か月間の伴走(1回のアドバイスで終わらせない)
- 個別コンサル(あなたの家、あなたの物を見ながら一緒に考える)
- グループレッスン(他の人の片づけを見るのが、いちばん学びになります)
- 月1回のリセット会(つまずいたら、何度でも立て直せる)
- LINEでいつでも相談できる場(迷った瞬間に聞けるかどうかが、いちばん大きい)
- 卒業後も続くコミュニティ
一人で頑張らせないために、これだけの体制をとっています。
だからこそ、これまで何をやっても片づかなかった方たちが、キッチンファーストで片づけを終わらせることができました。
📗 他の片づけと、どこが違うのか。
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訪問片づけとオンライン片づけ、結局どっちがいい?
どちらが優れているということではなく、何を解決したいかによって違います。
訪問片づけが向いている方
- 来週までに、この部屋を使えるようにしたい
- 体力的に一人では大量の物を動かせない
- プロと一緒に短期間で一気に作業したい
オンライン片づけが向いている方
- 何度片づけても、また元に戻る
- 片づけ方は知っているはずなのに、できない
- 本やメソッドをいくつも試したけれど終わらなかった
- プロに片づけてもらった場所はきれいになったけれど、他の場所を自分ではできない
- もう何年も片づけ続けている
部屋を片づけてもらいたいのか。それとも、自分で片づけられるようになりたいのか。
ここは、サービスを選ぶときに考えてみてほしいポイントです。
Zoomが苦手でも、オンライン片づけはできる?
基本的なサポートがあれば、Zoomを使ったことがない方でも参加できます。
キッチンファーストに参加された70代の卒業生さんは、こう話しています。
何年も、家の中の物の移動ばかりでスッキリ片づかず、いつまでたっても終わらない片づけに、気持ちも重くなっていました。
Zoomの入り方も何も分からない私に、毎回丁寧に教えていただきました。おかげさまで、Zoomにも入れるようになりました。
その方は、こう続けています。
片づける場所1か所の物を全部出して、いるものだけにして納める。今は不要になった物がたくさん残っていることに気づきました。片づけは、小さい成功体験をたくさんすることだと理解できたこと、体感できたことが良かったです。
また、先ほどの50年間片づけられなかった卒業生さんも、参加前はZoomを使ったことがありませんでした。しかも、知らない人とのグループレッスンにも抵抗があり、「それでやれるとは思っていなかった」そうです。
それでも半年を終えたあとには、
絶対に半年かけてっていうのが、すごく大事だった
と話してくれました。
オンラインに慣れているかどうかと、片づけられるかどうかは、別の問題です。
オンラインで、家全体を片づけることはできる?
できます。一か所ずつ、順番に進めていきます。
キッチンファースト卒業生のHさん(60代)は、キッチンから始めました。
決め手はZoomと、期間が6か月ということ。半年あれば何とかなるかもと思い、その日のうちに申し込みました。
キッチンから始めて、洗面所・玄関・納戸……と順番に整理して、最終的にリビングまで片づけられました。
受講後には、
今は部屋も頭の中もスッキリしています
と話してくれています。
家族の物についても、こう続けています。
片づいていないところもありますが、家族の領域なので、私は気にならなくなりました。
大切なのは、最初から家全部を一度にどうにかしようとしないこと。
一か所ずつ、自分で決められる場所を増やしていきます。
実際に、リビングからキッチンまで片づいた卒業生さんのお家です。

📗 「うちの場合はどうなんだろう?」と思った方へ。
なぜ片づけが終わるのか。その理由を、60分の無料WEBセミナーでお話ししています。
物を捨てるように言われますか?
言いません。
これは、キッチンファーストの受講者アンケートで、5年分にわたって繰り返し出てくる言葉です。
パンダさんに捨てろと言われると思っていましたが、一切言われなかったこと
「捨てた方がいいですよ」とか「捨てましょう」とか一度も言われたことがなかったのに、いつの間にかここまで片づいたのが不思議です
捨てる物を探すのではなく、いる物を選び抜く。 順番が逆なのです。
結果として、多くの方が物を手放していきます。でもそれは「捨てなさい」と言われたからではなく、自分でいらない物に区切りをつけられるようになったからです。
オンライン片づけは、どんな人に向いている?
私がこれまで見てきた中では、オンライン片づけは特に、
- 何年、何十年と片づけに悩んでいる
- 片づけ本やメソッドをいくつも試した
- 片づけ方は知っているのに、なぜかできない
- 一度片づけても、また元に戻ってしまう
- 他人を家に上げることに抵抗がある
- 家族がいるので訪問サービスを頼みにくい
- 誰かに片づけてもらうのではなく、自分でできるようになりたい
- 今度こそ「片づけ続ける生活」を終わらせたい
という方に、一度検討してほしい方法です。
逆に、とにかく短期間で物理的に大量の物を処理したい方や、自分で作業することが難しい方には、訪問型の方が合っている場合があります。
実際に、どんな人がオンライン片づけに来るの?
キッチンファーストに来られる方の傾向を、実際に数えてみました(卒業生33名)。
- 40代〜60代が88%(もっとも多いのは50代で45%)
- 働いている方が大半。 専業主婦は12%だけ
- 看護・介護・保育・教育など、人を支える仕事の方が24%
つまり、「時間がある人が片づいている」わけではありません。人の世話を仕事にしている方ほど、自分の順番が最後に来るのだと思います。
そして、ほぼ全員が「すでにいろいろ試してきた方」です。
ときめきの魔法をやってみようと思って試したりもしました。ところが、ときめきが分からなかったんですよ、私
ミニマリストに憧れましたが、服を10着で着回すなんて私にはムリ、逆に不便なのでは?とできず結局何も変わらない
全捨離しようとまで思って捨てまくってました。それでも解決せず、他力が必要かもと痛感しました
悩んでいる期間も、長い方ばかりです。
結婚してから30年、ずっと片づけられない自分を責めて
小2のときから片づけに悩んでいました。実に40年!!
そして、印象的だったことがあります。
別々の方が、まったく同じ言い方をされたのです。
片づけが人生の目的みたいになっている状況から、抜け出したいと思いました
なぜ私は、今ではオンライン片づけに可能性を感じているのか
私は最初、オンラインで片づけなんてできるのかな、と思っていました。
片づけのプロなら、実際に家へ行って、収納を見て、その場で一緒に作業する方がいいのではないか。そう考えていました。
でも、実際にオンラインで何年もサポートを続けてきて、考えが変わりました。
オンラインでは、本人が自分で手を動かします。
一度に全部やらず、小さく片づけます。
そして、その状態で実際に暮らします。
うまくいかなければ、また考えます。
何度も何度も繰り返します。
その過程で、物の量だけではなく、
- 自分の買い方
- 戻し方
- 物を選ぶときの癖
- 「こうしなければいけない」という思い込み
まで見えてきます。
そして、それを一つずつ変えていく。
だから私は今、オンライン片づけの価値は「オンラインでも片づけられること」ではないと思っています。
自分で片づける経験を何度も積み重ねながら、自分の暮らしに合った状態を、自分でつくれるようになること。
そこに、オンラインだからこそできる片づけがあると思っています。
「家が片づく」は、ゴールではない
冒頭で紹介した、20年間片づけに悩んできたSさん。
半年間の片づけを終えたあと、こんなことを話してくれました。
この半年間は、「出産みたいな感じ」だった、と。
そして、「普通の大人になれた」とも。
以前のSさんは、物だらけの家を見て、
こんな家で子育てするなんて、普通の大人じゃない
と自分を責めていました。20年間抱えてきたものがあったからこそ、出てきた言葉なのだと思います。
そして、もう一つ。私がとても印象に残っている言葉があります。
家が片づいたのは、それのおまけ
片づけを始めるときは、みんな家を片づけたくて来ます。
でも、本当に片づけが終わっていくと、その先にあるものは、きれいな収納だけではありません。
- 自分で選べる
- 自分で決められる
- 散らかっても、自分で戻せる
- もう片づけの正解を探し続けなくていい
私は、そこまで行って初めて「片づけが終わった」と言えるのだと思っています。
記事の最初にお見せした、あのキッチンです。

誰も、この家に行っていません。
何年も片づけが終わらなかった方へ
私は現在、山口県宇部市を拠点に、オンライン片づけコミュニティ「キッチンファースト」を運営しています。オンラインなので、全国どこからでも参加していただけます。
ここに相談に来られるのは、初めて片づけをする方ばかりではありません。
むしろ、
- 何冊も本を読んだ
- いくつものメソッドを試した
- 収納用品も買った
- 人に片づけてもらったこともある
それでも、終わらなかった。
そんな方が少なくありません。
だから私は、キッチンファーストを「ここを最後の片づけにする場所」にしたいと思っています。
オンラインだから簡単に片づくわけではありません。自分で物を見て、自分で考えて、自分で手を動かします。
だからこそ、誰かがいなくなったら元に戻ってしまう片づけではなく、自分で自分の暮らしを片づけられるところまで。
何年も片づけ続けてきた方にとって、オンライン片づけが、その長い片づけを終わらせる一つの選択肢になればと思います。
ここを、片づけの最後にしてください
他の片づけと、ここが違う。
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「片づけは、必ず終わります」
そう言い切れる理由を、ここでお話ししています。
この記事を書いた人
片づけパンダ/パンダみゆき(片づけライフコーチ)
山口県宇部市を拠点に、オンラインで全国の方に片づけを教えています。指導歴12年、延べ3,000名以上。
「ここでダメなら、片づけを諦めよう」——そう思ってたどり着いた方たちが、20年30年と続いた片づけの呪縛から抜け出しています。
「捨てましょう」とは一度も言いません。 それでも受講者さんは、自分でいらない物に区切りがつけられるようになり、結果として手放していきます。
捨て方や収納から入らず、物との対話で自分の中の答えを見つける「パンダメソッド」が特徴です。白か黒か、自分で区切りをつけられるようになる片づけ。やがて物だけでなく、人生のいろいろな選択にも、白黒がつけられるようになります。
経歴
- 20歳〜 ビクターエンタテインメント(レコーディングエンジニア)/その後 Panasonic・保険会社
- 2015年 片づけパンダ設立(山口県宇部市)
- 2020年 YouTube本格始動/オンライン講座「キッチンファースト」開始
メディア
- NHK山口「情報維新やまぐち」生出演(2016年)
- 宇部日報「サンデーワイド」1面コラム連載(2016年5月〜2022年2月)
- 気まぐれラジオ 月1回パーソナリティ(2018年11月〜2020年7月)
YouTube「片づけパンダ/片づけ道」
▶ https://www.youtube.com/@katazukepanda

