よく、「パンダさんってお掃除の人ですよね?」と言われるんですが、「いいえ、片づけです」と明確に訂正しますw
どっちでもイイじゃん!と思われるかもしれませんが、実は、「片づけ」と「掃除」は、全く別ものなんです。
掃除は「マニュアル化」できる
小学校の頃、毎日掃除をしてましたよね?
実は、最近この時間も減らされているみたいで、少し心配ではありますが、それはさておき・・・
教室、廊下、校庭、理科室、体育館、トイレ。
週変わりで、班ごとに持ち回ったりして、みんなで学校中を綺麗にしていたと思います。
ちょっと思い出してみてください。私の学校だったら、
- バケツに水を汲みにいく
- ほうきで掃いて、ちりとりで集める
- 雑巾を濡らして拭く
- ゴミを集めて焼却炉に持ってく(昭和)
- 雑巾を綺麗に洗って干す
- バケツの水を捨てて、バケツをしまう
みたいな感じだったと思います。
こんな風に、教室には教室の、トイレにはトイレの、やる手順がある程度決まっていて、先輩から後輩へ、伝えることができるくらい行動が明確。
もちろん、すごく丁寧な人、適当な人、サボる人、要領のいい人、要領の悪い人など、個人差は出てくるのですが、「掃除」は、言ってみれば作業としてマニュアル化できるのです。
これは、家や職場でも同じようにマニュアル化は可能です。
例えば、毎週月曜日の朝9時に、家中の掃除をする。その際、まずはハンディーモップを片手に持ち、A棚、B棚、C棚を掃除。その後、和室からリビング、廊下、台所と掃除機をかける、みたいな感じです。
実際には、そこまでマニュアル化してないけどね。
片づけは「物との関わり」を決める作業
ただ、この掃除のマニュアル化をするためには、ひとつ大切な条件があります。それが、「片づいている」ということです。
つまり、掃除は片づいてないとできないって話。
だから、みんな、「掃除しよう!」って言いながら、片づけ始めるんですよね。
で、この「片づけ」がなんたって厄介なので、つい後回し。仮に、掃除にたどり着いたとしても、掃除できるとこだけをチャチャッと掃除して終わり・・・・なんて経験が、あなたにもあるんじゃないでしょうか?
片づけは「物との関わり」を明確にしていく作業です。つまり、自分がそれぞれの物と、どうやって付き合っていくかを決める作業。全ての物にこれができて、初めて『仕組み化』できるんです。
さっきの教室の掃除にしても、クラスに30人いて、教室の掃除担当が7人で、掃く人が3人で充分ならほうきは3本。そのほうきや必要な数のバケツをしまえる「掃除道具入れ」を準備さえしておけば、授業中に、机の隣に箒があって邪魔!ってことにはならない。
単純な話なんです。
でも、これが、自分の物になると、こんな簡単にはいかないですよね。
なぜなら、もっと複雑な「感情」や「思考」、はたまた「しがらみ」など、色んな物が絡んでくるから・・・・。
片づけは「心を磨く」修行
だからこそ、片づけは「心を磨く」と言われてるんです。よくも悪くも、自分と向き合い、見てみないふりしてきた色んな感情と対峙する。これをするから、人生が拓けるんですよね。
そして、常に片づいた状態=散らからない生き方が手に入った暁には、使った物を元に戻す『後片づけ』と、日々の掃除しかやらなくてよくなります。
もちろん、それだって容易いことではないけど、「捨てる」「捨てない」「持つ」「持たない」を、いつもいつも自分と対峙している日々から比べたら、天国です。
そして、余計なことに気を取られず、ルーティンのように、無思考で行う掃除は、ちょっと瞑想にも似た感覚になり、「魂」を磨いてくれるんですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私は、物の片づけを通して、一人でも多くの方が、本当の「素の自分」に気づき、物や片づけに振り回されない、自分らしい人生を送っていってもらえたらと思って、「人生が整う片づけメソッド」をお伝えしています。
ここを片づけの最後にしてください
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片づけパンダ/パンダみゆき
山口県宇部市を拠点に、オンラインで全国の方に片づけを教える片づけライフコーチ。指導歴12年、のべ3,000名以上。2020年からオンラインの片づけコミュニティ「キッチンファースト」を主宰しています。教えているのは、収納術でも根性論でもなく、片づけに困らなくなるための「考え方」そのもの。人生から『片づけの悩みそのものが消えていく』——そこを目指しています。


